春肥の散布

カテゴリー │お茶のこと



冷たい風が頬を刺し
冬の空はどこまでも澄んでいる
土は硬く、手のひらに重たく
茶畑は静かに春を待つ
肥料を抱え、足を踏み出せど
大地はまだ目覚めぬまま
遠くに聞こえる鳥の声も
凍えた空気に消えてゆく
それでもやがて、寒さも緩み
土はぬくもりを取り戻すだろう
その日を信じて、今日もまた
茶の葉の夢を土に託します



    同じカテゴリー(お茶のこと)の記事
    3月30日の記事
    3月30日の記事(2025-03-30 11:32)

    2月28日の記事
    2月28日の記事(2025-02-28 17:33)

    裾刈り
    裾刈り(2025-02-16 18:04)

    秋碾茶
    秋碾茶(2024-10-16 17:18)

    秋肥
    秋肥(2024-09-11 09:45)


     
    この記事へのコメント
    昼頃森まで行ったら時雨のような雨でした
    筏戸大上からお嫁に行った同級生のお店で梅衣を買ってきました
    Posted by とまとむらとまとむら at 2025年02月17日 21:48
    とまとむら さん

    森町でも時雨だったんですね
    梅衣は有名ですね
    Posted by あまご屋あまご屋 at 2025年02月18日 08:02
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    春肥の散布
      コメント(2)